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痛風予防

痛風予防

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このページはブログに記載した記事を
再編集したものです。


痛風・・・
いかにも痛そうな名前ですね。
「風が吹いただけでも痛む」なんて
堪ったものじゃありません・・・

「風が吹けば桶屋が儲かる」なら
全然良いんですけどねぇ・・・

  • 突然、足に痛みが!痛風ってどんな病気?
    • なんで痛いの?

      痛風というと、真っ先に思い出すのは尿酸値
      よく居酒屋での話題に出てきませんか?

      尿酸値の正常値は、
      男性 3.5~7.5mg/dl
      女性 2.5~6.0mg/dl
      です。

      7.0mg/dlを超えた状態を「高尿酸血症」と言い、
      痛風発作を引き起こしやすい状態になります。

      関節痛

      なんで痛風がそんなに痛いのか。
      尿酸は体内に溜まると、結晶を作ります。
      その結晶が関節にくっつきます。

      体はその結晶を「異物」とみなして攻撃します。
      これが関節に炎症を引き起こし、
      風が吹いても痛いというくらいの
      強烈な痛みにつながります。

      痛風は男性の病気?

      不安2

      痛風を話題にするのって、男性が多いイメージですよね。
      確かに、痛風の患者さんは圧倒的に男性が多く、
      20歳以降からかかりやすくなります。

      ただし、女性も油断できません。
      女性ホルモンには尿酸を外に出す働きがあるのですが、
      閉経後は尿酸値が高くなりやすいのです。

      1週間~10日前後で症状が治まることが多いですが、
      そのままほっておくと、重症化する場合があります。

      世界的には古く、日本では新しい

      痛風って、いつからあるかご存知ですか?
      実は、かな~り歴史が古い病気なんです。

      ピラミッド

      古代エジプトのピラミッドから発掘された
      ミイラから、尿酸塩が見つかったという報告があります。
      世界では古くからある病気なんですね!

      ポイント

      一方、日本では歴史の浅い病気です。
      なんと、日本に現れたのは明治以降。
      原因は食生活の変化だと考えられています。

      そう、まさに痛風は生活習慣の変化がもたらした
      生活習慣病なんです。

  • 予備軍500万人は衝撃的!
    • 明治になるまでは日本に存在しなかった痛風。
      それが今や、予備軍500万人と言われています!!
      発症年齢のピークも、50代から30代に移っています。

      この100年そこそこの間に、いったいどれだけの
      尿酸が日本中で増えたというんでしょうかっ!?

      ところで、尿酸って、なんなんですっけ?

      尿酸は燃えカスである!

      私たちの体は毎日毎日、新しい細胞が生まれています。
      そして、古い細胞が壊されています。
      いわゆる、新陳代謝ですね。

      古い細胞が壊されるとき、遺伝子を構成している
      プリン体が放出されます。

      また、体のエネルギー作りのために使われるATPという
      物質も、プリン体の原料になります。

      燃える

      プリン体、よく耳にしますよね~。
      プリン体が体内で分解されると、尿酸が生まれます。
      いわば、尿酸は新陳代謝やエネルギー作りの後に生まれる
      「燃えカス」のようなものだと思ってください。

      ちなみにプリンとプリン体は違いますよ~。
      とあるアンケートで、若い女性の4人に1人が
      プリンを食べ過ぎると痛風になる、と答えたそうです。
      ご注意を!

      プリン


      尿酸って、無くならないの?

      新陳代謝やエネルギー作りは、毎日欠かさず行われます。
      ですから、身体から尿酸が無くなることはありません。
      大体、0.6g~1g程度が、常に体内にあります。

      尿酸を作る量が多すぎたり、体外に出す力が弱いと
      体の中の尿酸値が増えすぎてしまいます。
      これを「高尿酸血症」といいます。

      高尿酸血症の状態が長く続けば、痛風を始め
      様々な合併症を引き起こします。
      尿酸をたくさん作らない、
      体内に溜めないことが大切になるわけです!

      尿酸は低すぎてもダメ?

      燃えカスの尿酸なんか、減らせるだけ減らしたい!
      ですよね~。

      でもそれが、そうとばかりも言い切れないらしいのです。
      というのも、「低尿酸血症」なるものがあるからです。

      ポイント

      尿酸が体に与える良い効果というのは、
      現在は諸説あって、詳しくは分かっていません。
      ただし、低尿酸血症の状態ですと、
      腎障害や尿路結石などの原因になるという説もあります。

      基準は明確にはありませんが2mg/dlの場合
      低尿酸血症と呼ばれているそうです。

      いずれにせよ、尿酸は体の中に必ず一定数あります。
      その量を多すぎず少なすぎず、バランスの良い
      状態に維持することが、必要なのです。

  • 明治時代に何かがあった?!痛風急増の原因とは?
    • 痛風は明治時代に急増した

      大久保利通

      幕末の動乱を乗り越え、日本は新しい時代を迎えました。
      明治時代といえば「文明開化」。
      この時代、日本は近代化に向け、
      西洋文化を一心不乱に追い求めた時代でもあります。

      その一環として、日本では洋食が広がりました。
      特に顕著だったのが「牛肉食」
      1872年に明治天皇が牛肉を召し上がって以来、
      牛肉は文明開化の象徴のようになりました。

      ステーキ

      明治時代を舞台とした小説などにも
      「牛なべ」がたびたび登場します。
      夏目漱石は来客をすき焼きでもてなし、
      自らも好んで「ビフテキ」を食べていたそうです。

      このように、明治に入って急速に普及した肉食文化。
      肉食は痛風の原因を増やします。
      それまで、ほとんど日本には無かった痛風が、
      明治に入って増えたのは、肉食文化の流入が関係しています。

      ビール

      もう一つ、飲酒も尿酸値を高くします。
      でも、肉食やアルコールの影響は、
      尿酸値を高くするだけではありません。

      体が酸性になると、結晶化しやすい

      実は、肉やアルコールは体を酸性にします
      体が酸性になると、尿酸が結晶化しやすくなります。
      痛風の発作は、尿酸が結晶化し、
      その結晶を体が異物とみなして攻撃することで起こります。

      ポイント

      痛風の症状を防ぐには、体をアルカリ性に保つことです。
      そのためには、「野菜」や「海藻」を食べましょう!

      緑黄色野菜

      野菜は緑黄色野菜やごぼう、大豆。
      海藻類なら、昆布、ひじき、わかめなどが
      体をアルカリ性にしてくれる食べ物です。

      尿酸値を上げるその他の原因

      肉食とアルコール以外にも
      尿酸値を上げる要因があります。

      興奮やストレスによって、
      交感神経が優位になっていると、尿酸値が上昇します。
      激しい運動は、一時的に尿酸値を上げる恐れがあります。
      過度に興奮するようなストレス発散も要注意ですね。

      また、病気やお薬の影響で尿酸値が上がる場合があります。
      もちろん、一部の健康食品でも尿酸値が高まります。

      肥満度が高い方ほど、尿酸値も高いと言われます。
      実際、痛風患者の約60%が肥満とされています。

      尿酸値を上げる原因を出来るだけ減らし、
      痛風発作が起こらない体作りをしましょう!

  • 痛風発作を起こさない「漢方的生活法」
    • 1つ目のポイントは「湿気」

      漢方では、痛風発作を引き起こすのは
      「体の湿気」が原因、と考えます。

      水

      体の湿気が多すぎたり、体を循環していなかったりすると、
      1.手足が主だるくなる
      2.下半身に不快な症状が出やすい
      3.体を動かすエネルギーの運行を妨げ、
        痛みを発生させやすい
      4.痛みなどの症状を定着させやすい
      5.湿気は取り除くのが難しく、
        症状は長引き、治りにくい。
      などの特徴があります。

      湿気が関節に溜まると、関節が腫れます。
      また、湿気は熱を生じさせると考えます。
      つまり、関節に湿気が溜まって腫れ、
      赤みや熱が伴い、痛みが発症します。

      ですから、改善方法は、
      体の水はけを良くすることになります。

      2つ目のポイントは胃腸

      湿気は体全体に関係していますが、
      特に、胃腸などの消化器系に大きな影響を与えます。
      漢方では消化器系の臓器を「脾(ひ)」と呼びます。

      不健康な腸不健康な胃

      消化器の働きが弱ると、体の水分代謝が悪くなります。
      水分代謝が悪い=体の水はけが悪いわけですから、
      体に湿気が溜まります。

      胃腸を弱らせないために、
      ●脂っこいもの
      ●甘いもの
      ●冷たいもの
      ●お酒
      の摂りすぎを避けましょう。

      既に胃腸が弱っている状態であれば、
      胃腸を強くする漢方を用いることもあります。

      水分の摂り方にも注意

      痛風だけでなく、雨が降る前や
      ジメジメした日に症状が出る方は、
      「湿気」が体内で悪さをしています。

      痛風の場合、水分を大量に摂ると
      言われることが少なくありません。

      ポイント

      しかし、胃腸が弱っているなど、
      水分を利用できる体が出来ていない状態では、
      逆効果になることがあります。

      健康な腸健康な胃

      体の状態を見ながら、痛風を起こさない
      体作りに取り組んでいきましょう!

  • 避けられない尿酸と上手に付き合う方法
    • 肉食を控えるべき2つの理由

      私たちは、生きていくうえで、必ず尿酸を作ります。
      これは避けられないことですから、
      大事なのは尿酸を排出する機能を高めることと、
      プリン体の摂取を控えることです。

      レバー

      プリン体を含む食品は色々あるんですが、
      肉や魚介類には多く含まれています。
      とりわけ、レバーや白子、ホルモンや内臓系
      多量のプリン体を含んでいます。

      これが肉食を控えるべき理由の一つ目。

      もう一つが、肉食は体を酸性にすることです。
      体が酸性になると、尿酸が結晶化しやすくなります。

      牛乳

      体の酸化を防ぐためにも、
      野菜や海藻を食べるようにしましょう!
      また、カルシウムも酸性を中和します。
      積極的に摂っておくと良いですよ!

      ビールの問題はプリン体だけにあらず

      プリン体というと、「プリン体オフ」の
      お酒を思い出す方もおられるかもしれません。

      ビール

      白子やレバーほどではありませんが、
      ビールや日本酒に含まれるプリン体も
      決して少なくはありません。
      でも、気を付けたいことは他にもあります。

      ポイント

      加えて、お酒を飲むときのおつまみ。
      肉系、魚系どちらにしても、おつまみには
      プリン体が含まれるものが多いんです。

      知らず知らず、プリン体を多く摂取します。
      「プリン体オフ」のお酒でも、おつまみで
      大量のプリン体を摂っては意味がありません。

      ビールを飲む

      さらに、アルコールは尿酸を作り出す働きを強め、
      尿酸を体内に留めるように作用します。
      つまり、アルコールは痛風にとって
      3つの危険性がある、ということです。

      軽い運動を行いましょう

      肥満とストレスは、ほとんどすべての
      生活習慣病の大敵です。
      メタボは痛風になる確率が高いです。

      肥満解消のためにも、ストレス解消のためにも
      適度な、無理のない運動をして下さい!
      出来る運動からで良いので、はじめましょう!

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