病院を受診してお薬を処方してもらう時

~いついつ飲んでくださいね~

という説明を受けていますよね?

しかし、残念なことに、日本では用法用量通りに飲んでいる人は、2~3割と少ない割合にとどまっているのが現状です。

飲まない理由としては、

 

・「食後でも食前でも飲むことに変わりない」

・「朝ごはんを食べないから」

 

と様々ですが、お薬の用法用量は安全に最大限の効果を発揮するように設定されているんですよ。

飲み薬の「用法」とは、食前、食間、食後など薬を飲むタイミングのことをさします。

では、どのような種類があるのでしょう?

 

・食後

食事をとってから20~30分後をさします。この時間はまだ食べ物が胃の中に残っている、もしくは消化され始める頃で、胃があれにくいや吸収を良くする、また飲み忘れ防止の目的で選ばれることが多いんです。

 

・食前

食事をとる20~30分前をさします。胃の中には何も入っていない状態ですね。

胃の中に食べ物があると薬が効きすぎたり、効かなかったりする場合などに選ばれることがあります。

 

・食間

食後2時間後を目安として、食事と食事の間の空腹時をさします。決して食事中ではありませんよ。

相互作用などで薬の服用をずらす必要があるときや漢方薬を飲むときに選ばれることがあります。

 

・食直前

食事を摂る5~10分前をさします(場合によってはいただきますをする前と表現することも。)薬の効き始める時間と食べ物が消化される時間を合わせることが目的です。

 

・頓服

食事の時間に関係なく、症状を抑えるために必要なときのみ服用します。

 

 

いかかでしょうか?あなたは用法を守ってお薬を飲むことができていますか?

これらは主な飲み方をあげたものです。薬によっては飲む時間が決められていたり、薬同士がお互いの効果を弱めないように、朝・昼・夕をずらしてある用法もあります。

またお薬の用量についても、多すぎても副作用などが発現するリスクが高まってしまったり、少なくても十分な効果を得られないこともあり、決められた量をしっかり服用することが大切になります。

 

もちろん生活環境や仕事などによって服用が困難な場合もあったり、体格や体質によって決められた量では多すぎるということもあります。

薬の副作用リスクを抑えて安全に、最大限の効果を得られるように用法用量は守りましょうね。

気になることは、いつでも「お薬の専門家 薬剤師」ご相談くださいね!