寝たきりの不安。
骨粗しょう症(骨粗鬆症)対策で見逃しがちなポイントとは・・。

このページでは、骨粗しょう症の原因と一般的な対策、そして骨粗しょう症対策で見逃されやすいポイントをご説明します。

 

 

こんにちは。
福岡県柳川市で漢方相談と調剤薬局を営業している天心堂梅崎薬局 薬局長の町田和之です。

 

薬局で仕事をしていると、多くのお客様から骨粗しょう症のご相談をいただきます。
ご相談される方が一様に口にされる不安。
それは寝たきりになるかも、ということ。

 

転倒、骨折そのまま寝たきりに・・・。

 

「知り合いの知り合いが、転倒してそのまま寝たきりになっちゃったって聞いて怖くてね」
骨粗しょう症のお話をするとき、そんなご不安を口にされる方が多くいらっしゃいます。

 

そんな話を聞いてしまうと、やっぱり怖いですよね。
実際、骨粗しょう症は、「要介護になる骨折や転倒の原因 第5位」、そして「寝たきりになる原因 第3位」です。

 

しかも骨粗しょう症の80%が女性。
女性にとっては見過ごせない話ですよね。

 

骨粗しょう症(骨粗鬆症)の80%が女性の理由

 

骨粗しょう症は骨がスカスカでもろくなり、折れやすくなってしまう病気。
なぜ、女性は骨がもろくなりやすいんでしょうか。
それは女性の「体の変化」が原因です。

 

女性は加齢と共に体が変化します。
特に大きく変化するのが、閉経に伴う女性ホルモンの減少。

 

女性ホルモンには「骨を壊す働き(骨吸収)」を抑え、「骨を作る働き(骨形成)」を促す役目があります。
その女性ホルモンが、閉経によって生産されなくなるため、骨がもろくなりやすいんです。

 

また、若い頃にダイエットをしていた方は、骨が弱くなりやすいのです。
ダイエットをしている女性はたくさんいらっしゃいますよね。
無理なダイエットも、女性の骨粗しょう症を増やす一因になっています。

 

その他、骨をもろくする食品を食べ過ぎていることや、運動不足で骨を鍛えられていないことなどもあげられます。

 

西洋医学的な骨粗しょう症(骨粗鬆症)の治療法

 

骨が弱くなる原因は、女性ホルモンの減少に伴う、骨の新陳代謝の低下。
そこで西洋医学では、骨の新陳代謝を促すお薬で治療を行います。

 

例えば、カルシウムの吸収量を増やすために、「活性型ビタミンD3製剤」などが使われています。
また、骨作りを助けるお薬や、骨を壊す働きを抑えるお薬を使ったりします。
その他、女性ホルモンの減少に対応するために、「女性ホルモン製剤」を使うこともあります。

 

「骨粗しょう症は骨の病気なので、骨に作用するお薬で直接骨を元気にする」、というのが西洋医学的な考え方です。
この治療の仕方はとても合理的です。
骨を元気にするためには、骨の材料を摂り入れ、新陳代謝を活発にすることが欠かせません。

 

一方、漢方的には別の考え方をします。

 

漢方的には、骨粗しょう症(骨粗鬆症)は生命力の減少が原因

 

漢方的には、骨粗しょう症は老化現象の一つです。

 

私たちの体をイキイキ元気に保つ生命力。
その生命力のことを、「精(せい)」と言います。
体の中の「精」が減ることで、骨がもろくなったり、耳が聞こえにくくなったり、白髪が増えるなどの影響があると考えます。

 

この「精」には2種類あります。
生まれ持った生命力である「先天の精」。
食物や飲み物から補う「後天の精」。

 

先天の精は両親から受け継いだもので、増やすことが出来ません。
年を取るごとに少しずつ、減ってしまうものです。

 

一方、後天の精は食生活を見直すことで、補うことが出来ます。
体の状態に合わせて、必要な飲食物を摂ることで、生命力を高めることが出来るんです。
後天の精を増やして老化を遅らせ、骨を元気にしよう、というのが漢方的な考え方です。

 

西洋医学的な「骨の材料を摂り入れ、新陳代謝を活発にする」治療法にも、漢方的な「後天の精を増やす」方法にも共通する、骨粗しょう症対策に絶対欠かせないポイントがあります。

 

骨粗しょう症(骨粗鬆症)を治すには胃腸を元気にすること!

 

その共通するポイントとは、胃腸を元気にすることです。
この「胃腸を元気にする」という視点が見逃されやすいんです。

 

「骨の病気なのに、なぜ胃腸が関係あるの?」と思われるかもしれませんね。
でも、こう考えてみてください。

 

骨粗しょう症は骨がもろくなり、折れやすくなる病気。
骨を元気にするためには、骨の材料をしっかり摂らなきゃいけません。

 

骨の材料といえば、骨を硬く丈夫にするカルシウム。
それに骨をしなやかにしてくれるコラーゲン。
ビタミンも必要です。
お薬やサプリは、この材料を補うものです。

 

もし、胃腸が元気でなかったら、せっかくの材料を体に取り込むことが出来ません。
食べても飲んでも垂れ流しになってしまうだけです。

 

カルシウムを補うためのサプリも、カルシウムの吸収を高めるビタミン薬も、後天の精を増やしてくれる食べ物も、消化吸収できなければ活かせないんです。
そうですよね?

 

実際、牛乳を飲んだときに吸収できるカルシウムは、年齢とともに減少します。
10代の方は30%~40%のカルシウムを吸収できますが、60代以降の方は10%までカルシウムの吸収率が低下してしまうんです。

 

だからこそ、胃腸を元気にすることがポイントになるんです。

 

後天の精を補うことも同じです。
いくら精を補う飲食物を摂ったとしても、消化吸収できなければ、意味がないからです。
だから胃腸を元気にして消化吸収力を高めることが、本当に必要なんです。

 

あなたに合った骨粗しょう症(骨粗鬆症)対策を一緒に考えましょう!

 

骨を元気にするために、あなたに必要なこと。
それは骨の材料や後天の精を補うとともに、消化吸収力を高めることです。

 

他にも改善できる点があるかもしれませんね。

 

骨をもろくする食品を食べ過ぎていないか。
骨を鍛える運動が不足していないか。
骨に悪い生活習慣になっていないか。

 

骨粗しょう症対策を万全にするには、様々な視点で生活を見直すことが必要です。
ですから、一度ご相談にお越し下さい。
あなたの生活の中で、改善できるポイントを一緒に探しましょう。
「ちょっと相談してみたいな」と思われたら、お気軽にお電話下さい。

 

骨は毎日生まれ変わっています。
全身の骨は、2年間で新しい骨に変わるんです。
赤ちゃんでも大人でも、毎日毎日骨は少しずつ生まれ変わっています。
だから、骨粗しょう症対策を根気よく続けることで、誰でも骨を元気にすることが出来るんです。

 

骨が元気なら、体を思うように動かすことが出来ます。
趣味を楽しむことも、旅行に行くことも、ずっと自分の足で歩くことも出来ます。
もちろん、寝たきりの不安なんてサヨナラです。

 

 

骨粗しょう症対策は時間がかかります。
出来るだけ早めに、対策を始めましょう。
私たちが一緒にサポートしますからね!