万が一の時、あなたの命を救うお薬手帳を活用してください!

お薬手帳、活用されていますか?
手帳をいちいち持ち歩くのは面倒かもしれませんね。
でも、お薬手帳はあなたの命を救うこともあるんです。
お薬手帳の活用法をお話しますね。

 

天心堂梅崎薬局 会長の梅崎正文

こんにちは。 福岡県柳川市で漢方相談と調剤薬局を営業している天心堂梅崎薬局 会長の梅崎正文です。

 

お薬手帳ってなに?

 

お薬手帳

 

薬局でよく、「お薬手帳をお持ちですか?」って聞かれますよね?
調剤してお渡ししたお薬の情報を記録した紙が貼ってあるお手帳をお薬手帳と言います。

 

「いつも飲んでいる薬だし、自分の薬のことはよく分かってるから手帳なんていらないよ。」
そう思われるかもしれません。

 

それでも、お薬手帳を持っていただきたいのには理由があります。

 

毎回お出ししたお薬の情報を貼付することで、どのようなお薬をどのくらいの期間飲んでいるかを過去にさかのぼって確認することが出来ます。

 

1.お薬の重複や相性の悪いお薬の服用を予防できる!

お薬には相性があります。
飲み合わせの悪いお薬を飲んでしまうと、お薬のせいで逆に健康を害することもあるんです。

 

複数の病院にかかっている場合、お薬手帳を見せていただくことで、飲み合わせの悪いお薬が出ていないかを確認することが出来ます。
もし飲み合わせが悪かった場合、私たち薬剤師が発見し、医師に確認をして変更してもらうことも出来ます。

 

より安心、安全にお薬を飲んでいただけるんです。

 

2.副作用やアレルギーを予防できる!

お薬を飲んでアレルギーや副作用が出た、という経験はありませんか?
もしそんな経験があったら、もう二度としたくないですよね。

 

お薬手帳には過去にかかった病気やアレルギー歴、お薬の副作用歴なども記録します。
お薬手帳を見ることで、過去のアレルギーや副作用を確認し、同じような作用をするお薬が出ていないかを確認することが出来ます。

 

3.万が一事故や災害などに見舞われた際、どんなお薬をのんでいるかが分かり、素早く対処できる。

日本は災害が多い国です。
地震に台風、津波に大雨。
災害があると、医療機関も被災したり、カルテのデータが消えてしまうこともあります。

 

そうなると、あなたがどんな病気にかかっていて、いつもどんなお薬を飲んでいるのか分からなくなってしまいます。
毎日飲まなければいけないお薬があったとしても、お薬を出せなくなるんです。

 

そんな時に活躍するのがお薬手帳です。
お薬手帳があれば、いつもどんなお薬を、どれくらいの量や回数飲んでいるのかが分かります。
被災したとしても、素早くお薬を手に入れることが出来ます。

 

実際、東日本大震災や熊本の震災ではお薬手帳が大活躍!
新聞にも大きく報道されました。

 

診療支えたお薬手帳の記事の新聞

 

災害の時だけでなく、旅行や出張先で急に体調が悪くなった時も、お薬手帳があれば、体質やアレルギー、副作用、飲み合わせに配慮してお薬を出してもらうことが出来ます。

 

あなたに万が一のことがあった時、お薬手帳があなたの命を救うことがあるのです。

 

お薬手帳をしっかりご活用いただくために。

 

お薬手帳を渡す薬剤師

 

記入欄の情報は出来るだけ詳しく書いて下さい。
医療機関毎に使い分けたりせず、一冊の手帳を全ての医療機関で見せるようにして下さいね。
使い分けをしていると、飲み合わせや副作用の確認が難しくなります。

 

市販薬や健康食品などを購入される際にも見せてくださいね。
市販薬や健康食品にも、お薬と飲み合わせが悪いものがありますから。
本町店では処方せん調剤はしていませんが、お薬手帳を確認させていただいています。

 

ずっと同じお薬を飲み続けていたとしても、毎回お薬の情報を貼らせてください。
「今もそのお薬を飲み続けているのか。」
「どのくらいの期間飲み続けているのか。」
を知ることは、安全な薬物治療には欠かせない情報なんです。

 

出来るだけ持ち歩くようにして下さいね。
特に旅行に行かれる場合などは、旅行先での急な体調不良にも対応できて安心です。
お薬を安全に服用していただくために、是非お薬手帳をご活用ください!