逆流性食道炎は胃の病気ではない?!

胸焼け。ゲップ。喉に酸っぱいものや苦いものが上がってくる。
そんな辛い逆流性食道炎。
胃酸が上がってくるから、胃の病気だと思っていませんか?
実は、本当の問題は「胃ではない」のです。
逆流性食道炎の「知られざる原因」をお話します。

 

逆流性食道炎で食事が怖くなった・・・

 

お腹いっぱいになる前に、胃酸があがってくる。
寝てる間に胃酸が上がってきて、肺に入る。
息は出来ないし、喉と胸が焼けるように痛い。
逆流性食道炎は辛いですね。

 

こんにちは。 福岡県柳川市で漢方相談と調剤薬局を営業している天心堂梅崎薬品の梅崎郁(かおる)です。

 

私にご相談くださるお客様の中には、
「夜中に胃酸が上がってきて、あまりの辛さに救急車を呼びそうになった」
「食事をするのが怖くなった」
とお話になる方もいらっしゃいます。
なかには「胃酸を抑える薬を、ずっと続けなきゃいけないのかな?」と困惑している方もおられます。

 

いえ、そんなことは無いんですよ。
正しい対処をすれば、逆流性食道炎を起こしにくい体を作ることが出来るんです。

 

なぜ、逆流性食道炎なんて厄介な病気になってしまうのか。
そこには一般的に言われている「胃」の問題のほかに、別の問題も隠されています。

 

逆流性食道炎になる4つの原因

まずは一般的に言われている、逆流性食道炎の5つの原因をご紹介しますね。

 

1.加齢

胃は胃酸に強い粘膜で保護されています。
しかし、食道は保護されていません。

 

そのため、胃と食道の間には逆流を防ぐ弁(下部食道括約筋)がついています。
しかし、年齢とともにこの弁の働きが弱まり、逆流を防げなくなるのです。
また、食道の動きが鈍くなったり、唾液が減ってしまうことで逆流した胃酸を押し戻せなくなり、逆流性食道炎が起こりやすくなってしまいます。

 

2.姿勢

普段の姿勢も原因の一つです。
背中が曲がっていたり、前かがみの姿勢を取ることが多い方はお腹が圧迫されやすいため、胃酸の逆流が起こりやすくなります。

 

3.体形

肥満の方は内臓脂肪で胃が圧迫され、逆流が起こりやすくなります。
便秘気味の方も、お腹が圧迫されることで胃酸が逆流しやすくなります。

 

4.食事内容

脂っこい食事をとった後、胃酸の逆流を経験したことはありませんか?
脂肪分の多い食事は胃酸を増やします。
また、高脂肪食を食べた時に放出される「コレシストキニン」というホルモンによって、胃と食道のつなぎ目が緩んでしまうためです。

 

5.生活習慣

食べ過ぎはもちろん、逆流性食道炎の原因になります。
その他、アルコール、喫煙、食べてすぐ寝るといった生活習慣も逆流性食道炎を引き起こす原因になります。

 

これら5つの原因が積み重なって、逆流性食道炎になるわけです。
その辛い症状を取り去るために、胃酸を抑える薬を飲んだりするんですね。

 

でも、胃酸を抑える薬はあくまでも、辛い症状を“一時的に”やわらげるだけ。
もう一つの「隠された問題」を解決しないと、何度でも繰り返してしまうんです。

 

知られざる逆流性食道炎の原因とは・・・

逆流性食道炎を引き起こす原因は、上記の5つだけではありません。
最も見逃されやすい原因は「肝臓」と「胆のう」です。

 

「え?胃酸の病気なのに、肝臓と胆のうが問題なの?」と思われるかもしれませんね。
はい、その通り。
この2つに問題があるんです。

 

食物を消化・吸収するとき、胆のうから胆汁が出て来ます。
この胆汁は脂肪の分解を助けたり、胃もたれを防ぐ働きがあります。
それともう一つ、胃酸を中和してくれるのです。

 

胆汁が充分出ていれば、胃酸が中和され、胃を荒らすようなことはありません。
しかし、胆汁が不足していると、胃酸を中和することが出来ず、逆流性食道炎が起こってしまうんです。

 

ではなぜ、胆汁が不足してしまうのか。
そこに関係しているのが「肝臓の弱り」です。

 

胆汁を作っているのは、実は肝臓なんです。
肝臓で作られた胆汁が胆のうに貯められ、必要な時に出されているのです。

 

逆に言えば、肝臓が弱ってしまうと十分な胆汁を作ることが出来ません。
その結果、胆汁不足に陥ってしまい、逆流性食道炎につながります。
つまり、肝臓の弱りが逆流性食道炎を引き起こすんです。

 

そして、もう一つ見逃せない問題があります。

 

エネルギー不足が胃酸を逆流させる

人間には、体をイキイキ元気に活動させるためのエネルギーが流れています。
このエネルギーのことを、漢方では「気(き)」と言います。

 

本来、胃酸は気の働きで、胃から上に逆流することはありません。
しかし、「気」が不足してくると、胃酸を抑えることが出来ず、逆流を止められなくなってしまうのです。

 

辛い逆流性食道炎で悩まないために

辛い逆流性食道炎を改善するためには、隠された2つの問題、肝臓の弱りとエネルギー不足を解決しましょう。

 

この2つの問題を放置したままだと、常に逆流性食道炎のリスクを抱えたまま。
夜中に胃酸が上がって、むせて飛び起きたり、胃酸を抑える薬を飲み続けたりしなくちゃいけなくなるんです。

 

逆流性食道炎を本当に治そうと思われるなら、肝臓や胆のうを元気にすることと、不足しているエネルギーを補うことに取り組みましょう。
そうすれば、あの辛い痛みや胃酸を抑える薬とサヨナラすることも出来ます。

 

原因と体質を見極め、逆流性食道炎とサヨナラ!

何があなたの肝臓と胆のうを弱らせているのか。
あなたがエネルギー不足になっているのは何故か。

 

その答えは人それぞれ、千差万別です。
でも、必ず生活習慣と体質の中に答えがあります。

 

ぜひ一度ご相談にお越し下さい。
あなたの生活習慣やライフスタイル、体質をお聞かせください。
逆流性食道炎の原因を見極め、一番有効な方法を一緒に考えましょう。

 

肝臓を良くすることは、逆流性食道炎の改善に役立つだけではありません。
「肝腎かなめ」という言葉がある通り、肝臓は様々な内臓の働きを支え、健康を維持してくれる「かなめ」の存在です。
肝臓が元気なら、様々な内臓も元気になります。

 

不足しているエネルギーを補えば、逆流性食道炎が軽減するだけでなく、毎日をもっとイキイキ元気に過ごすことが出来ます。

 

まずは相談にお越し下さい。
初回のご相談には1時間ほどかかります。
あなたの生活習慣や体質をお聞きして、様々な角度から判断するためです。

 

ですから、ご相談の際にはご予約をお願いしています。
ご予約があれば、待ち時間無くご相談いただけますから。
下のご相談フォームか、お電話ボタンから「逆流性食道炎の相談をしたい」とご予約下さい。

 

逆流性食道炎が改善して、今まで以上に元気で楽しい毎日を過ごされることを心から願っています!